Oxford Inflator
リミッターとして分類分けされる事が多いようですが、使っている感じ、効果はエンハンサーに近いと思います。
コンプやリミッターに依存せず、また、クリッピングを避けつつサウンドを太くするというツールです。
INPUT/OUTPUT
入出力の信号のレベルをコントロールできます。
エフェクトのレベルとのバランスも考えながら調節しましょう。
EFFECT
いわゆるWETやMIX値と同じものですね。
効果をどのくらい反映させるかという値です。
このプラグインの真価である出力レベルのオーバーロード回避は、EFFECTレベルが100%の場合のみで、基本100%が推奨レベルのようです。
CURVE
エフェクトのかかり方、特性を調節するためのノブです。上にいくほど激しい効果、逆に下に向かっていくほど、変化は小さくなりますが、ただ微妙な変化になるだけでなくマイルドなハーモニックが追加される。らしい。
CLIP 0db
信号のレンジを抑制する事でサウンドをコントロールしやすくするというものです。
これに関してはon/offを試して決めるほうがいいかもしれません。
BAND SPLIT
これをオンにすると処理は3バンドに分割され、不要なノイズを抑制できる場合があります。
音圧を追求する場合、clip 0dbオフと組み合わせるとノイズを抑制させやすい。
EFFECT IN
いわゆるbypassと同じです
使い方
基本はエフェクトは100%で、インプットフェーダーとカーブフェーダーの2つでサウンドをコントロールするのが推奨の使い方のようです。
しかし、これらの調節可能なノブがあるんですから、使い様によっては様々なキャラクターのサウンドを作れると思います。